国際ボランティアワークキャンプ参加報告書 飯山聖花(梨花女子大学)

私は、今までたくさんのボランティアを経験してきました。中高生の時は、地域のボランティアに積極的に参加し、高校生の時は、一週間カンボジアでボランティアをしました。毎回どのボランティアも、新しい発見や勉強になることが多々ありました。私は、中高生の時のボランティアを通じて海外に興味を持ち、大学は留学しようと決心しました。

           本来は、韓国の歴史や文化を学びたくて、韓国に留学したのにもかかわらず、留学生活に追われ、学校以外で韓国人とコミュニケーションを上手く取ることが出来ませんでした。少しずつ、韓国留学生活に嫌気がさし始め、早く日本に帰りたいと思っていたとき、このボランティアの企画を知りました。元々、日韓交流のボランティアをしてみたかったのと、気分転換になるのではないかという軽い気持ちで参加を決意しました。

           私は、ボランティアに参加する前に三つの目標を立てました。まず一つ目は、男女関係なくみんなと仲良くすること。二つ目は、日本に興味を持ってもらい、日本を好きになってもらうこと。最後に、日本人代表として、正しい行動をすることです。大学の教授が私たち留学生に、「君達は国の代表なんだよ。良くも悪くも、君たちの印象で国のイメージが決まる。」と教えて下さいました。最後の目標は、私の韓国留学生活の目標でもあります。

 

   

           そしてキャンプ初日は、私達の希望と情熱を表すかのような、とても暑い一日目でした。最初に会った時は、韓国語を上手く話せるかどうか、仲良くなれるかどうか心配でした。しかし、猛暑の中、先に待っていてくれた韓国人の子達は文句も言わず、笑顔で迎いいれてくれて心の底から安堵しました。二回目の창덕궁 は、ミッションゲームを通してまた新しい知識を増やすとともに、少しずつ班の子達と仲良くなることが出来ました。わたし達の班は、日本語が上手なオッパやジヨン、あまり日本について知らないソンミン、いつも陽気で韓国語が上手なフランス人のトーマの五人チームでした。みんなそれぞれに個性があり、少し話しただけでこのチームなら楽しいボランティアを過ごせると思いました。

            

             本格的に始まったボランティア活動でしたが、一日目と打って変わって二日目は大雨でした。とても寒くて気持ちが負けそうになりながらも、ベンチを作り始めました。自分のタオルを布巾替わりに提供してくれる子、みんなが無口になったときに、雰囲気を盛り上げようと笑顔で話しかけてくれる子、最後の最後まで黙々と作業を頑張る子、本当に色々な子達が居ることを実感しました。

 みんなで、それぞれの担当に分かれてベンチを作ることは、言葉よりも一緒に作ろうという気持ちやジェスチャーの方が大事でした。本当は、苦手でやりたくなかったダンスも、みんなで一緒に踊ることによって恥ずかしさよりも楽しさの方が上でした。

            

三日目は二日目とは違って、こまめに水分補給をしないといけないくらい晴天でした。ベンチ作りと壁画塗りを通して、またここでも一人ひとりの個性を見つけることが出来ました。壁画塗りの作業をしながら、文化の違いなどについて色々と話すことが出来た為、また新しいことを覚えました。作業が終わった後の夕食は、格別に美味しかったです。今回、特に印象的だったのは、韓国人の子達は、男女関係なく率先して料理や洗い物の片付けをすることです。日本では、料理や洗い物の片付けは女子がするものという風に思われがちですが、韓国はそういう雰囲気がな全くなくて、とても素晴らしいと感じました。

 

最終日は、カンファドの博物館と遺跡を見に行きました。韓国人の子達と一緒に周りながら、本当に丁寧に説明してくれました。もしも、日本にある世界遺産の博物館に行った時に、私は、上手に歴史や文化のことについて説明は出来ないと思います。もっと、自国の歴史や文化をしっかり勉強し、伝えれるようになりたいと感じました。

 

今回のボランティアキャンプで、日韓の強い絆を結ぶことが出来たと思います。誰か一人でも欠けていたらこのような素晴らしいキャンプを過ごせなかったと思います。私は、キャンプの前に立てた三つの目標を達成出来たのではないかと思います。目標を掲げたおかげで、外国人の中でベストキャンパー賞を頂き、とても光栄でした。この賞に恥じないよう、これからも高い目標を掲げ、少しでも日韓が仲良くなれるような行動をしていきたいです。

             最後に、一生懸命みんなの話を聞こうと努力しているひろみさんは私の中でベストキャンパーです。私も、最初に韓国に来た時、本当に何も喋れなくて辛かったことを思い出しました。ひろみさんの頑張ってる姿を見て、もっと頑張ろうとやる気が出ました。そして、日本語学科の韓国人の子達にも、とても感謝しています。なぜかというと、たくさんの外国語がある中で、日本語を選んでくれたからです。みんな、日本語が本当に上手でとても刺激になりました。日本語学科の人とは、なるべく日本語で話すように心がけたので少しは日本語勉強のお手伝いになったのかなと思っています。もちろん、この企画を準備し、進行してくれたスタッフの皆さんにも本当に感謝しています。今回このキャンプに参加してくれたみんなから、たくさんの事を教えてもらい、一人一人に感謝を伝えたい気持ちでいっぱいです。本当に有難うございます。

これからも、ずっと良い関係を築けることを心から願います!