国際ボランティア委員会は、アジアの平和共存と相互理解のために二つのプロジェクトを実行します。国際ボランティア委員会が実行している二つのプロジェクトとは、
①「アジアの希望キャンプ」をアジアとヨーロッパの多くの国で実施することと
②「ボランティアの世界地図」を完成すること です。
「アジア希望のキャンプ」は、
アジアを舞台にした国際ワークキャンプです。
国際ワークキャンプの開始は1920年第1次世界大戦後、荒廃したフランスの村を支援するため、世界各国から若者が集まって農地を再建したことから始まったことです。このワークキャンプは、できるだけ開催地に迷惑を与えず、より実質的な国際交流をしながら現地の人々に役立つというビジョンを持っています。
また、開催地までの旅費は参加者各自が負担し、現地集合、現地解散を原則として、参加者がより独立して動けるようにします。宿泊と食事は、キャンプ場などを活用して参加者が協力して自分で解決する場合もあり、ホームステイ、宿泊施設の提供などホスト国や現地の提供を受けることもあります。
100年前に「国際ワークキャンプ」が始まった地域はヨーロッパでしたが、「アジア希望キャンプ機構」の実施する「希望キャンプ」はヨーロッパではなくアジアとアフリカで開催されます。今私たちのボランティア助けを必要としているのは100年前のヨーロッパではなくアジアとアフリカだからです。