インターン報告:安井祐菜(お茶の水女子大学教育学部)

私は2015年の夏から1年間、梨花女子大学に交換留学に来ています。秋学期の間は韓国での生活に慣れることと、大学の授業の予習復習に精一杯でしたが、冬休みを経て、春学期になり時間的に余裕ができたため、3月の初めから5月末の3か月間、コリアプラザひろばにインターンとして勤務することを決めました。

私が任せていただいた仕事は主に、2016年夏に開催する日本キャンプの企画作成でした。日本キャンプとは、夏休みと冬休みを中心に日本で開催しているワークキャンプで、韓国の学生を対象にしています。すでに全国の多くの都市で日本キャンプが開催されていますが、コリアプラザひろばは毎年、キャンプの開催場所を拡大しており、私はこれまでに開催されていない地域における日本キャンプの作成を任され、計3つのキャンプを新しく企画、作成しました。参加者のホームステイやボランティア活動などの受け入れ先を探し、受け入れを検討してくださる団体様と交渉をすることが主な内容で、インターンとはいえど、私たちの団体のいち社員として様々な協力者の方々と連絡を取り、私たちの思いを伝えながら交渉を進めていくという責任の伴う仕事でした。初めてのことに戸惑うことも多く、キャンプ完成までの過程は決して簡単なものではありませんでしたが、手探りではありながらも企画作成から協力者の方々との交渉まで、自分自身でやりきることができたのは自信につながりました。

 

 またそれだけではなく、キャンプに参加することで韓国人の学生が日本の新しい魅力を感じたり、より関心が深まったり、日本をもっと好きになってもらえる、そんなきっかけを自らの手で作るキャンプを通して提供できるということにこの仕事の魅力と、やりがいを感じました。そのためにより多くの交流活動を盛り込み、地域の魅力を伝えられるような内容のキャンプを完成させることを心がけ、キャンプを作成しました。

 

 私の任務は日本キャンプ作成がメインでしたが、コリアプラザひろばのインターンには韓国語能力などに応じて様々な仕事があり、さらに時期によっては、韓国や日本で行っているキャンプに同行するなど、実際のプログラム参加者の学生たちと交流できる機会も多くあります。形態は様々ですが、どの仕事も、民間レベルでの日韓交流を支え、促すことから日本と韓国をつなぐ何かの力になれるものであることは共通していると思います。韓国で暮らしている、韓国語を勉強している日本人ならみんな、どれだけ微力でも何かの形で日本と韓国をつなぐ助けになりたい、という気持ちを持っているのではないでしょうか。その機会を与えてくれるのが、コリアプラザひろばのインターンです。私は、このインターンでの日本キャンプの作成や、韓国で行われた日本人向けのKPOPキャンプの同行という仕事を通じ、自分が1年間韓国で留学生活を送った意味を、若い世代に向けた形として残すことができ、そのような機会を与えてくれたコリアプラザひろばに感謝しています。これからもより多くのインターンの方々がコリアプラザひろばを通じて自身が成長できることとともに日韓交流の力になることを願います。

 

 初めてのインターンで、わからないことばかりの未熟な私でしたが親切に対応してくれた事務所の方々には、非常に感謝しています。会社で働くということはどういうことなのか、教えていただいただけでなく、尊敬できる方々ばかりで様々なことを学ばせていただき、大変お世話になりました。ここで学んだこと、経験したことは今後の私の就職活動や将来に活かしていけるものとなりました。本当にありがとうございました。

2016年5月17日