インターン報告:佐久間祐花(中央大学総合政策学部)

韓国には大学を休学し、語学留学として来ました。留学生活は非常に楽しかったのですが、語学学校という性質から、普段は外国人に囲まれ、友達との日常会話で韓国語を使う機会は少なく、韓国社会との繋がりが感じられないことが不安でした。学期の終わりと大学の新学期まで残った時間を照らし、何か韓国社会と関係を持ちつつ、できれば日韓を繋ぐようなことができないかとこちらでのインターンシップを申し込みました。申し込んだ当初、私は大邱で語学学校に通っていたので、すぐにソウルでのオフィス勤務ということができませんでした。しかし、面接当日に、冬に行う長崎での韓国人学生が参加するワークキャンプへの引率を引き受けることが決まり、大邱にいながら長崎でのワークキャンプ、市内観光などについて細々と調べる日々が続きました。

2月の頭にソウルに移り、その2日後に仁川空港で初めて会う学生たちと長崎へのキャンプに向かいました。日本人の私にとっても初めての九州、初めての長崎でした。日程について、充分に読み込んでいるつもりだったにも関わらず、全くその通りに、スムーズに進まない。学生たちは驚くほど自由で、「日本語がわからないからホームステイなんてしたくない」「この日程をこう変えることはできないのか?」と次々に口に出されるリクエストにタジタジでした。反面、助けられたことも多かったです。方向音痴な私をむしろ携帯の地図を見ながら引っ張って行ってくれたりと、沢山のフォローをしてもらいました。ほとんど初めて深く接する韓国の学生たちはエネルギーにあふれていて、毎日朝の4時、5時まで元気にラーメンやお菓子を食べながらおしゃべりをしていたのも印象的でした。また、「ホームステイの代わりにホテルに泊まりたい」とまで言っていた参加者も、ホームステイの終わりには楽しかった、また来たいといい、翻訳機を使って日本語で書いた手紙をホストファミリーにプレゼントしているのを見て、このような交流の機会の場を作ることに微力ながら協力できてよかったと感じました。

キャンプ中は大変で、疲れて、もうこのまま東京の家に帰りたいと思っていたのですが、留学中、楽しい部分だけをつまみ食いしていたことに若干の居心地の悪さを感じていたことから、むしろその困難さが心地よかったように思います。長崎から戻ってからは、短い期間ながら新たなワークキャンプの企画を担当させていただきました。自分が引率を引き受けたキャンプ、参加者の学生たちの声を思い出しながら、何もないところから自分で目的地を決め、日本を知ってもらう、日本で活動してもらうキャンプを企画することは楽しかったです。このキャンプの企画はまだ完成しておらず、どのような形で実現するのかは私にもまだわかりませんが、引率者も含め参加者が参加してよかったと思ってもらえるようなものであることを願っています。

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